思考・考え方には癖があります。
たとえば、ネガティブ思考でマイナス面ばかり考えてしまう人。もしくはポジティブに考えすぎる人。思い当たる人がいますよね?
多かれ少なかれ誰であっても考え方に偏りがあります。自分の思考の癖を認識して是正することができれば良いのですが、癖を放っておくとコミュニケーションに支障をきたすこともありえます。
今回は社会人が陥りやすい思考の癖についてご紹介します。みなさんも思い当たることがあると思います。
目次
パターン1.明後日の方向を考えている人
「ランチにどこ行くか」を質問したのに「明日、映画見に行こう!」と行ったなんの脈絡もない会話を始める人がいます。
パターン2.どうでも良いことにこだわる人
今、それ考える必要ある?と言いたくなるような、どうでも良いことにこだわる人がいます。そのため話が先に進まなくなるなんてことも。
パターン3.話がどんどんズレていく人
好きな映画について語っているのに、気がついたら、好きなテレビの話、好きな芸能人の話、好きな人の話、失恋の話、立ち直った話、飲みに行こうと話題がズレていく人がいます。話題が豊富というのは良いとも言えますがビジネスシーンでは考えものです。
パターン4.一部を全体のように語る人
わずかな例外について、それがあたかも全体のように語る人がいます。この思考の癖を持った人と相手をするときは「具体例に何件ありますか?」など全体感を分からせる質問が必要です。
パターン5.だらだらと考えを話す人
自分の考えをだらだらといつまでも続ける人がいます。話したいことは色々あるのかもしれませんが、要点をまとめないと聞いている方はたまったものではありません。
パターン6.言いたいことだけ言う人
セールスの現場で商品のメリットだけを伝え、制約などデメリットなどを伝えず、後からトラブルに巻き込まれることがあります。話の大きさはいろいろですが、本当に伝えるべきことをもれなく伝える必要があります。
パターン7.思い込みの激しい人
真偽の程ををあまり確認せずに、思い込みで考える癖のある人もいます。一度信じ込んでしまうと、それに対する否定的な意見が仮にあったとしても固執してしまい考えを修正できなくなる人です。
パターン8.質問に答えない人
質問されたことに直接答えない人も結構います。Yes/Noを聞いているのに、違うことを話出してしまうとか。
パターン9.具体性がない人
せっかく良い意見を言っているのに「具体的には?」と質問すると、途端に答えに詰まってしまう人がいます。
パターン10.そもそも自分の意見がない人
最後に一番重症な話ですが「そもそも自分の意見を持ってない人」実は社会にかなりいると思っています。例えば仕事で問題が発生した時に、状況の分析や報告はきちんとするのですが、その後どう対応するかの自分の意見がない。指示をしないと動かない人、かなり社内に潜んでいると思いますよ。
最後に
思考の癖10パターンについてご紹介しました。どれも、そんな人いるなぁと思うのではないでしょうか。
一方で、これらのパターンに自分自身がハマることもあるなぁ、と思いませんか?
いわゆる思考の罠です。極端ではないにしろ、いずれかのパターンにハマって思考してしまうのが普通です。
どうやって抜け出すかは、また別の記事で!