「問題」が山積みで悩まさせる日々から解放されましょう!
問題解決のための決定的なツールを手に入れてください。問題解決の手法は様々ありますが、最強の切れ味のツールを紹介します。
それがロジックツリーです!
なんだロジックツリーかと思った人もいるかもしれません。
しかし問題解決の手法でロジックツリーが語られないことはありません。そんな素晴らしいツールなのですが、いまだ問題解決が多くの社会人の悩みであるのはなぜなんでしょうか?
ツールは持っているだけではダメなのです。使いこなして初めて最強のツールとなります。もしロジックツリーを知っているのに使ってない、または使い勝手が悪いと思うのであれば、それはまだ本当の使い方を習得していないのかもしれません。
知っている人も初めて聞いた人も、これから一緒に最強の問題解決ツールの使い方を学びましょう!
目次
問題解決の最強ツール!ロジックツリーとは?
ロジックツリーとは「上位ボックスを論理的に分解し階層構造を作るツール」のことです。これだけだと、何を言っているのかわからないので、人間を分解するロジックツリーの例で説明します。
- 一番上位のボックスに「人間」を入れる
- 「人間」を「男性・女性」に分解する
- 「男性」「女性」をそれぞれ、「子供・大人・その他」に分解する
どうですか、非常に簡単ですよね。
ロジックツリーの階層はMECEにする
ロジックツリーの階層はMECEにする必要があります。特に問題解決で使う場合、MECEにしないと解決策に漏れが生じる可能性があります。
階層のイメージは次の図のようになります。
第二階層以降は、直接の分解元に対するMECEです。必ずしも同じ階層全ての項目でMECEではないので気をつけてください。
では、MECEに気をつけて分解し、ロジックツリーをどんどん作りましょう!
ロジックツリーの本質を見極めよう!
上記の例はかなり簡単なのですが、いざロジックツリーを作ろうと思うと、いろいろな悩みが出ると思います。次の図をご覧ください。
二つの似たようなロジックツリーがありますが、これはどちらが良いと思いますか?
何の為に分解しているのか?忘れてませんか?
ロジックツリーを作るときの4つのポイントです。これを意識して作れるかどうかが勝負です。特に1番の「何の為?」が最も重要なロジックツリーの本質です。
- 何の為にロジックツリーを作っているのか?
- 仮説思考で分解しているか?
- 直感を論理に展開できているか?
- 諦めずに作り直しているか?
ロジックツリーに慣れていても、深い階層に分解していくうちに、何の為かを忘れ変なツリーになることがあります。出来上がったロジックツリーを眺めて、全ての項目で「何の為?」に答えられるか確認しましょう!
何の為にを問いかけロジックツリーを見直す
「国内・海外」「需要・供給」の例ですが、例えばビジネス環境の仮説として、海外に活路があるとしましょう。
この場合ロジックツリーの第一階層に「国内・海外」を持ってくることで、国内についての深掘りを止めておくことができます。
逆に第一階層に「需要・供給」を持ってくると、第二階層で需要の海外、供給の海外となり、さらなる海外状況の深掘りをするのが難しくなります。
ビジネスに置いて時間は重要です。限られた時間で答えにたどり着く為には、仮説から外れる部分は、いったん優先度を下げて分析するようにしましょう。
このようにロジックツリーを作る目的「何の為?」が明確になって初めて、どの切り口でロジックツリーを作るのが良いか見えてくるのです。
まとめ
問題解決の最強ツール「ロジックツリー」をご紹介しました。
しかし、これだけでは最強!の実感がわかないと思います。ロジックツリーは自分で手を動かして見ないと、難しさもツールとしての最強さもなかなか伝わらないと思います。
一つ例題を出しますので、ぜひトライしてみてください!
「通勤ラッシュの苦痛を緩和できるか?」という問いです。ロジックツリーで分解して、どのような手段が考えられるか洗い出して見ましょう!
続きはこちら
最強ツール「ロジックツリー」を使いこなす!