日本プロ野球界を飛び出し、エンゼルスでの活躍も期待される大谷翔平さん。ピッチャー・バッターの二刀流としても注目されています。
開幕当初から投打で活躍し、「週間最優秀選手」に選ばれました!
そんな大谷翔平さんが高校1年の時に、夢を叶える時に必要な行動をまとめた「目標達成シート」をご覧ください。とても素晴らしい目標を立てているのです!
このシートは3×3のマスが9つ、合計81のマスで構成されています。大谷翔平さんの目標達成シートは次のように読みます。
- 中心のマスに大きな目標を設定(ドラ1,8球団)
- その周辺に目標達成の要素8個を設定(体づくり、キレなど)
- さらに外側の3×3マスに8要素の具体的アクションを各8個設定
これ以上言葉で説明するよりシートを眺めて頂いた方が、イメージが伝わると思います。これがマンダラチャートと呼ばれる図になります。中心から外側に向かって広がるイメージのものです。
目次
マンダラチャートを発想法として使う
大谷翔平さんの目標達成シートのように、マンダラチャートは目標を立てる際に利用するのが一般的です。ただ汎用的なフォーマットであり、目標立案で使うことに縛られる必要はありません。
オススメの活用法は、マンダラチャートを発想法として利用するものです。使うシートは同じものですが、以下のルールで行います。
唯一のルール:81マス全て埋める
具体的な書き方:
- 中心のマスに発想を広げたいテーマを記載
- テーマについて思いつく要素8個を必ず展開
- 記載した8個の要素それぞれ、さらに8個に展開
細かい書き方に縛られる必要はありませんが、唯一のルールだけは守ることを心がけてください。強制力でアイデアを出し続けることがポイントです。
物足りない場合は、さらに81マスの中からテーマを選び、もう一つのマンダラチャートを作っても良いと思います。
マンダラチャートは全部埋めなくて良いと言う人もいますが、発想法においては全部埋めることが唯一のルールなので守ってください。
マンダラチャート発想法の実例
具体的にどんな感じになるかを実例で解説します。次にあるのがビジネススキルについての発想したものになります。
ビジネススキルを真ん中に置いて、思いつくもの8個並べます。(基礎スキル、コンセプチュアルスキル・・・)
8個を要素周辺に展開し、さらに8個を思いつくまで書きます。(基礎スキル→読み、書き、数学・・・)
こうして81マス全て埋めるまで強制的に発想するのです。
ロジックツリーとの違い
結論から言えば、ロジックツリーでも似たようなことが書けます。しかしロジックツリーは、モレなくダブりなくMECEで書くことがルールです。つまり81マス全て埋めるマンダラチャートのルールとは、根本的な思想が違うのです。
参考までにマインドマップで書いたものも載せておきます。8個あるよねって数えながら書いてます(笑)
【発想法】マインドマップで思考をスパークさせる!発想のためには、細かいことにこだわらない
81マス埋めるためには多少の犠牲はつきものです。細かいこと言わずに全部埋めることだけに集中しましょう!
次のような疑問があるかもしれませんが、全て無視してください。
まとめ
この記事ではマンダラチャートを目標達成シートとしてではなく、発想法として利用する方法をご紹介しました。
もちろん大谷翔平さんのように目標設定に利用するのも良い方法ですので、ぜひチャレンジしてください。
しかし目標のブレークダウンはロジックツリーでモレやダブりをなくすことを意識し、発想法としてマンダラチャートでアイデアを捻り出すことをオススメします。
最強ツール「ロジックツリー」を使いこなす!