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【発想法】オズボーンのチェックリストで発想する

オズボーンのチェックリストで発想する

発想は自由です。自由に考えていいのです。前提はありません。さあ好きに発想してみてください。

・・と言われても、どこから考えてよいのか?と思うこともあるでしょう。

この「自由」が意外と曲者で、ある程度の縛りがあった方が人は考えやすいのです。そう、考えるきっかけを与えてくれるものが必要なのです。

そこで登場するのが「オズボーンのチェックリスト」になります。

チェックリストに沿って「思考を広げる」ことで、思いもよらない発想が生まれるかもしれません。では、早速どんなリストか見ていきましょう!

オズボーンのチェックリストに従って考える

チェックリストは全部で9つありますので順に説明します。例があった方がイメージしやすいと思いますので、下記の問いについてリストを使って発想してみます。

「13個のオレンジを3人の子供に公平に分けるには?」

 

転用(Put to other uses)・・・他に使い道はないか?

オレンジをお絵かきに使う!
飾っておく!

もう別の子にあげちゃう!

応用(Adapt)・・・他に似たアイデアはないか?

弱者に多く渡す!
弱者に少なく渡す!

親が総取りする!

変更(Modify)・・・変えてみたらどうか?

3人の子供に考えさせる!
オレンジ以外をあげちゃう!

もう別の子にあげちゃう!

拡大(Magnify)・・・大きくしたらどうか?

友達をあと10人連れてくる!
もっとオレンジ買ってくる!

種を植えて農園経営!

縮小(Minify)・・・小さくしたらどうか?

オレンジを切って渡す!
10個は自分で食べちゃう!

バレないように、一人にこっそり全部渡す!

代用(Substitute)・・・他のもので代用できないか?

リンゴの方が好きです!
お菓子でもいいね!

文句言わない隣の子供に渡す!

置換(Rearrange)・・・入れ替えたらどうなるか?

やっぱりリンゴが好き!
お菓子。チョコかな!

文句言わない子供に変えろ!

逆転(Reverse)・・・逆にしてみたらどうか?

最後の1個を誰かに渡し世の中の厳しさを教える!
分け与えられるのを待つな。奪い合え!

大人になるまで待ってもらう!

結合(Combine)・・・組み合わせたらどうか?

子供に考えさせる!
別のものでお腹いっぱいにして、いらないと言わせる!

PPOP!

 

MEMO
今回はチェクリストを問題解決に使っていますが、本来は新製品や新サービスの発想の方が向いていると思います。

まとめ

かなり無理矢理感のただよう今回の発想法。「ダサく似たオチ」こんな覚え方もあるようです。これからの時代に覚えることの意味はあまりありませんが、脳みそを鍛えると思って、ご参考まで。

だ:代用できないか?

さ:逆さにしたら?

く:組み合わせたら?

に:似たものは?

た:他の使い道は?

お:大きくしたら?

ち:小さくしたら?

チェックリストは9個なのに、何か足りないですよ!
発想法だから、細かいことは気にしない(笑)

ちなみに今回チェックリストで登場の「アレックス・F・オズボーン」さんは、ブレインストーミングの考案者としても有名です。ブレインストーミング(ブレスト)の方が浸透しているかもしれませんね。

オレンジ問題にロジカルでも挑んでいます。こちらの記事も参考にしてください。

ラテラルシンキングのオレンジ問題を解く【発想法】ラテラルシンキングのオレンジ問題を解く!